プロフィール
妻1人、子1人。救急科専攻医として日々走っています。
3次救急のやりがいに憧れ、大学病院の救命センターに入局。
1年目にはストレスで円形脱毛症になり髪の毛の1/3が抜け落ちるほどでしたが、それでも「一人前の救急医になる」と決意して奔走してきました。
他科コンサルトの恐怖に怯えながらも、日々の診療から学びとやりがいを感じています。
このブログでは、そんな“しんどい救急医の日常”を、小さな学びや気づきと共に正直にお届けします。
同じ道を歩む専攻医、医療職、そして“限界”を感じながら頑張っているすべての人に共感してもらえたら嬉しいです。
なぜ救急医を志すのか
学生の頃から漠然と救急医を目指していました。憧れたのは、今にも心臓が止まりそうな患者さんにダイナミックに治療を施す救急医の姿。
ただ、研修医のときには腎臓内科や脳神経内科にも強く惹かれ、最後の最後まで進路に迷いました。
それでも「目の前で人が倒れた時に堂々と対応できる医師になりたい」という思いから、救急科を選択。
現在は3次救急を扱う救命センターで重症患者と日々向き合っていますが、1次・2次救急対応では他科に怒られることも多々あり…。
正直「とほほ…」と感じる瞬間もあります。
家庭との両立
自分が働いている救命センターはシフト制で、日勤・日当直・夜勤と勤務が多様です。
このスタイルは意外と家庭との両立に向いていて、結婚や子育てを早くから考えていた自分には合っていました。
一方、内科を選んでいたら関連病院への移動があり、単身赴任で県外に出る可能性も高かったはず。
妻からも「それはちょっと…」と言われていたので、救急科を選んだ背景には家庭事情も少なからずあります。
最後に
救急医として働くことは、限界との戦いの連続です。
けれど、その先にある「助かった」の一言や家族の笑顔が、何よりの支えになっています。
このブログでは、そんな日常のリアルを嘘偽りなく記していきます。
同じように限界を感じながらも頑張っている人に、「自分だけじゃない」と少しでも思ってもらえたら嬉しいです。
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